黄色と白のヘゲモニー2007年07月05日 20時35分14秒

黄色の下の白
いつもの野原が色をかえる。
朝と夕でその色は、意外なほど。
黄色から白へ、と。

朝は一面、元気な黄色、、、
おはよう!と笑顔で迎えてくれるのはブタナ。

夕は一変、落ち着いた白、、、
おつかれさまぁ、とシロツメクサが手を振る。

そんな気がする。

実は、シロツメクサの花は朝も咲いている。
シロツメクサより背丈の高いブタナの花に隠されて目立たないだけ。
まるでそこにいないかのように息を潜めている。
そしてブタナが花を閉じた夕方、、、
ようやくその存在を浮上させる。

その時、その時に優位がある。
世界はその時のヘゲモニーをつかんだモノの色に染まるのだ。
日本も赤い思想に染まった時があった。
ご贔屓のチームを応援する時はチームカラーを着る。
これから選挙という見苦しいゲヘモニーゲームも始まる。

しかし、その下には次の色が控えている。
今は目立たなくても、
マイノリティーでも、
しっかりと根をはって、
そこに、、、いる。
その色を見逃さないように多様な目線をもっていようケロ!!
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