らん、らんらら、らんらんらん♪…と、な?2007年07月18日 19時36分37秒

トンボの日
今朝
やわらかい陽が射し
やわらかい風が吹く
森に
はらはらひらと無秩序に波打つ
翅、翅、翅。
黄金色に光をかえす
翅、翅、翅。

おおおおお?!

トンボの大群!!
先週まではちらほらだったのに、
今日はいきなり大群で押し寄せた。

黄金色で押し寄せる波を泳ぎくぐって
一日の始まりへ。
いい方向に泳いでいけるだろうか?
スイスイィ〜、ケロケロ♪

霧の中の野生2007年07月17日 21時54分33秒

道東のタンチョウ
日本各地、連休いろいろモザイク模様。
台風の地あれば、
地震の地あれば、
そして、ほとんどは日常通りの地なのだろう。

私は霧の地へ。

霧雨の粒が静かにカラダに降り積もり、
日常のもやもや熱を冷まさせてくれる。
テレビや新聞などの情報から離れて、
日常のもやもやの感度を落としていく。

ここでは野生の感度が上がる。
普通に傍らをタンチョウファミリーが飛ぶ。
鹿ファミリーに見透かされるように見つめられる。
木々のみどりに、
空模様に、
夜の音に、
野生の感覚を研がれるような驚きがいっぱい。

落とすものを落とし、、、
得るものを得て、、、
また日常を生きよう。
その前より少し研ぎ澄まされて活き活きと。

ヒトも野生の一部ケロっ♪

つま先立ちのカムフラージュ2007年07月02日 20時03分11秒

オオアオシャク
オオアオシャクの幼虫を見つけた。
いわゆる尺取り虫の一種で
尾脚からぴん!と立って、枝のフリ。
カムフラージュする。

でも、、、ね。
この子、、あまりに太いものだから、
まったく枝に見えない。
おい。おい。と、思わず突っ込んでしまいそうなくらい。
それでもケナゲにつま先立ちで腹筋?背筋?いっぱい使って直立不動する。

バレてないつもり??

ヒトもカムフラージュして生きている。
尺取り虫のようにつま先立ちで無理をして生きている。
時には絶妙なカムフラージュもあるが、
時にはこのオオアオシャクのような無謀なカムフラージュも。

バレてないつもり??

時々、そう問いかけたくなる。

無理が辛くなった時、
私はひとつあきらめる。
覚悟を決めてあきらめるため、
目に見えるカタチであきらめをつける。
そしてゆっくりかかとを下ろして
しっかり地に足をつけて歩き出すケロ。

オトシブミらんでぶぅー♪2007年06月28日 19時28分51秒

ヒゲナガオトシブミらんでぶー
ヒゲナガオトシブミ
見ぃつけたっ♪

クビが短い方がお母さん。
周りで
写真を撮ったり、、、
葉を揺らしたり、、、
見つめ続けたり、、、
そんな過酷な状況下でもたまごのためのゆりかご、
揺籃作りを一時もやめません。

それに比べて

クビが長い方がお父さん。
追いかける私を嫌がって?
逃げる、逃げる。
落ち着きなく、、、
葉の上から草の橋を渡り、茎の螺旋階段を降りて葉の裏へ、
と、
とにかく動き回る。

お母さんの邪魔に入ったところで、、パシャリ!
密会のスクープ写真のようなツーショットがとれた。

オスとメス。
男と女。
いきものレベルで意識が違うのだろうか??

行動ににじむ意識。
意識ににじむ自己。
性差、生物差を越えて、一番の根底は自己だろう。
自己がどぅあるか。。。だ。

自己に涙がにじまぬように、、、日々精進するケロっ!

落とし文2007年06月27日 19時32分14秒

オトシブミの揺籃
みちばたに、

ころん。

葉を丸めた文が落ちています。

「ホトトギスの落とし文」

天から降って来る小さな手紙、、、誰に宛てたのか?
どんな思いが込められているのか?
どこか忍んだ感じがしてきゅんとする。

そんな気分にさせてくれるそれは、、、
オトシブミという虫。
実際はタマゴを産みつけたゆりかご(揺籃)。
オトシブミのお母さんがせっせ、せっせと
わが子にふかふかのごはんのベッドをプレゼントしたもの。
そう言ってしまうと、
なぁ、ん、だぁ。と思うかも知れない。
でも、揺籃を木から切り落とす瞬間、
お母さんは「元気に育ってね」と
世界共通の深い思いをその葉に巻き込んでいるのだと思う。
やはりきゅんとする。

今年もたくさんの揺籃が落ちている。

私も大切なヒトたちに手紙を書こう。
メールや電話では伝えにくいことが伝えられたりする。
手紙の距離感、表現力にはそんな不思議な力があると思う。

オトシブミに習って「元気でね」と。。。
思いを葉書に込めて書くケロケロ。
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