霧の中の野生2007年07月17日 21時54分33秒

道東のタンチョウ
日本各地、連休いろいろモザイク模様。
台風の地あれば、
地震の地あれば、
そして、ほとんどは日常通りの地なのだろう。

私は霧の地へ。

霧雨の粒が静かにカラダに降り積もり、
日常のもやもや熱を冷まさせてくれる。
テレビや新聞などの情報から離れて、
日常のもやもやの感度を落としていく。

ここでは野生の感度が上がる。
普通に傍らをタンチョウファミリーが飛ぶ。
鹿ファミリーに見透かされるように見つめられる。
木々のみどりに、
空模様に、
夜の音に、
野生の感覚を研がれるような驚きがいっぱい。

落とすものを落とし、、、
得るものを得て、、、
また日常を生きよう。
その前より少し研ぎ澄まされて活き活きと。

ヒトも野生の一部ケロっ♪

最初のいっぽ2007年06月04日 21時27分21秒

6月の砂蘭部川
6月の渓流。
一部河川でのヤマメ釣り解禁!!
早速、、ヤマメの待つ川に揺られに行く。

シーズンはじめのわくわくした気持ちで、
装備を確認するように整えると、
クマ避け鈴をチリン、チリンとリズムよく鳴らしながら歩き出す。
夏草をさわさわとかき分けて進む。
カタツムリや小さな花との出会い。
さぁぁーっ、と急に景色が開けると、、、
さらさらきらきらと流れる川に出た。
透明に流れる水に足を入れる。
半年ぶりのひんやりとした、でも、心地よい感触。
流れのなかにひとり、、、立つ。

ふぅぅ。。。。。。

この感覚だ。
ここでひとりの「無」となり、
私と会話する。
そのためにここに私を置きに来たんだ。

ひと呼吸してラインをギーギーと引き出す。
みどり色のラインで、くるくると空気をかき混ぜる。
そして、今年はじめのフライが着水。
さぁ、、、シーズンがはじまった。

釣果はいかに??、、、それはまた明日ケロ!!

光の空へ2007年05月21日 19時45分28秒

扇ヶ原からの希望の空
週末、、、空一面に雲。雲。雲。
空にしっかり一枚のふたをしていました。
その雲は重く、ジッと動く気配なし。
今にもこらえきれずに雨粒を落としそう。。。

それでも一分の希望をもって?とりあえず?、、出発!

マチを出て、林を抜けて、峠を越える。
ふっと高みから望むと、、、遠く東の方向に青く光る空がっっ!!
その方向に希望を見い出しさらに進む。

道中、少しの雨粒が車窓を濡らして不安になることもあった。
陽射しが弱気ながらも顔を出して希望をもらうこともあった。
不安と希望がふぅら、ふぅらと入れ代わり立ち代わり。

そうこうしているうちに目的地に到着♪
雨は降っていない。。。
広いキャンプ場に我々のみどり色のテントがぽつりと立つ♪
雨はまだ降らない。。。
炭をおこしてバーベキューとビールで乾杯♪
雨はまだまだ降らない。。。
通りがかりのマチの人曰く、
「昨日まではあたたかかったのに、今日は寒いわぁ〜」と、、、
そんな冬のような寒い夜、、、静かな夜。
誰もキャンプに来ないわけだ???
寒さに追われて早々にテントに寝袋に潜り込んで就寝。
そうすると、、と、、ぽっ/、ぽっ/、ざざざ///
雨が始まったっっ!!!
ラッキー!ギリギリセーフ♪
翌朝は晴れ。。。
コルリなど鳥たちの「おはよう」のさえずりを一人占め♪

生きている限り「不安」のない人はいない。
でも「不安」ばかりを心配して何もしないでいたら、
「希望」を見つけるのも難しい。
「不安」な空の下でも「希望」を探しに出かけたい。
ふぅら、ふぅら、と一進一退するかもしれないけど、
いつかは、、、光の空が見つかる、、、のでは?
行ってみないと解らない、その空の下。
そこには何があるだろう??
期待しすぎないくらいの希望をもって、進むケロっ!!
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